2007年9月4日火曜日

経済学的思考のセンス

今日、注文していた銘柄が約定された。昨日は、私が約定してたよりも6000円(1株)高かったのに。変動が激しい。

今日、紹介する本は経済学の本。「なんだ経済か。難しいからパス」とは思わないで。この本はほんと面白いから。


******「経済学的思考のセンス-お金がない人を助けるには」(大竹文雄)*******

阪大の経済学の教授、大竹氏が著者。著者が経済学の教授だから、「大学の経済学の授業みたいにつまらないのかー」「需要曲線とか数式とか複雑ちゃうん?」とか思ってしまうかもしれないけど、それは間違い!!!!この本は巷で思われている経済学の複雑さ等は全く用いず、いかに経済学という観点から私達の日常を面白く見るかということに焦点をあて、興味深い話題を説明している。

例えば、「イイ男は結婚しているのか」(I章)では、男は結婚したからイイ男になったのか、イイ男だから結婚しているのかという因果関係を様々な実証研究の論文を用い、証明している。その説明が読みやすい。結論は非常に面白い。

経済学って難しいと思っている人、経済学部の新入生、経済新聞を読むのに疲れた人には、お薦めの一冊である。

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