2007年9月10日月曜日

ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学

今日読破した本。

******「ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学」(東洋経済新報社)*******

題名に経済学とついてはいるが、この本は先週読んだ大竹氏の「経済学的思考のセンス」と同じように、需要曲線がどうとかそういったものは一切出てこない。経済学者であるベッカー教授と法律家であるポズナー判事の政策課題における議論は、両者のバックグランドを活かし、見解の違いを明らかにした上での賛成、反対意見を交わしているのは非常に興味深い。もともと、ブログで二人が様々な社会的事象を論議していたものが翻訳されたものである為、ブログという柔軟で速報性のあるメディアを最大限に活かしている。

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